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木下忠司 (キノシタ・チュウジ
)
1916年4月9日生まれ、静岡県浜松市出身の作曲家。上京後、武蔵野音楽大学で声楽を学ぶ。その後、兄で映画監督の木下恵介の紹介で松竹映画の音楽部員となり、兄が監督した『わが恋せし乙女』『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾歳月』や東映の『トラック野郎』シリーズなどの映画音楽、TV時代劇『水戸黄門』主題歌「あゝ人生に涙あり」、TVアニメ『カリメロ』主題歌「ぼくはカリメロ」など数多くの音楽を手掛ける。2016年には浜松市の木下恵介記念館にて100歳の誕生会に出席するなど元気な姿を見せていたが、2018年4月前後に体調を崩し、同年4月30日に老衰のため東京都内の自宅で死去。102歳没。
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