【内容紹介】
突然兎の獣人になって異世界に放り出された元社畜の樹は、ダンジョン探索で稼ぐと決めて訳アリ奴隷のカイルを買った。規格外な魔力を持つ樹と凄腕剣士のカイル、対等なパートナーを通り越して恋人になった二人は貯めたお金でついにマイホームを購入し、異世界溺愛ライフを満喫中! ……なのだが、ある厄介な問題を抱えていた。それはカイルの正体が、魔人の國の王子であったという事実。魔人は獣人を襲う危険な存在、悪魔として忌み嫌われており、しかもその頂点に君臨する魔王は現在、病でまともに動けないという。樹は愛するカイルのため、そして二人で生きる未来のために、とんでもない決断をして--!!
【著者略歴】
大阪府出身、アメリカ在住。2018年『4人のイケメンに求愛されて俺は涙目です』を出版し、商業デビュー。2022年 「第10回アルファポリスBL小説大賞」にて奨励賞を受賞、同作品を改稿・改題し、『超好みな奴隷を買ったがこんな過保護とは聞いてない』として2024年にアルファポリスより刊行。その他、kindle出版やアンソロジーでも活躍中。