社会
ポプラ新書/急成長しているIT大国インド、世界のリーダーの座を狙う中国、ウクライナ侵攻に突き進んだロシア--歴史をおさえると、各国の思惑がよくわかる!世界情勢を理解するうえでカギとなる主要8か国の歴史を解説しながら、各国の考え方をわかりやすく紹介。これからの世界を深く理解するための入門書です。◎目次第1章 「我が国は世界最大の民主主義国だ」 世界一の人口を誇るIT大国インド 第2章 「我が国が世界の中心だ」 中華思想を国名にした中国第3章 「もっと我々に敬意を払うべきだ」 領土をふたたび拡大したいロシア第4章 「人権がなにより大切」 揺らぐ移民大国フランス第5章 「我が国はヨーロッパではない」 新しい同盟関係を模索するイギリス第6章 「EUを支えるのは我が国だ」 戦争を反省し欧州のリーダーとなったドイツ第7章 「我々は我々の道を行く」 世界を動かすグローバルサウス第8章 「もはやアメリカの裏庭ではない」 日本と縁の深い南米の大国ブラジル第9章 「我々は神の国だ」 世界一を自負するアメリカ◎プロフィール1950年、長野県生まれ。73年にNHK入局。記者として、さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。94年から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年に独立。名城大学教授、東京工業大学特命教授など、11大学で教鞭をとる。著書に「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、「池上彰の世界の見方」シリーズ、『聖書がわかれば世界が見える』など多数ある。また増田ユリヤとの共著に『歴史と宗教がわかる!世界の歩き方』などがある。