伝記
【内容紹介】
足利義政(1436年から1490年)室町幕府第八代将軍。
東山文化の評価がされる一方、政治的には無能のイメージが強い足利義政。
本書はこれまで無視されてきた政治面から、客観的にその生涯を追う。
社会不安の高まりと家族内の不和に絶えず悩まされた義政は、為政者として何を志向したのかを探る。
【目次】
はじめに
序 義政、歴史の表舞台に立つ
第一章 室町殿足利義政
第二章 足利義政の親政
第三章 家督で揺れる大名家と将軍家
第四章 応仁・文明の乱
第五章 大御所義政と大乱の終結
第六章 東山山荘と義尚の親征
第七章 義政の死と明応の政変
主要参考文献
あとがき
足利義政略年譜
人名・事項索引
【著者略歴】
2025年現在
大正大学文学部歴史学科准教授