漫画・挿絵・童画
【内容紹介】
どんな絵でもデッサンの狂わない、絶対的な画力をつけよう。
従来のデッサンのように斜線による光と影ではなく、線や濃淡で形をとらえるだけで、
立体感や動きを感じさせるやわらかい線が引けるようになる、画期的な作画方法。
漫画家・古屋兎丸、興奮!
「あの黒坂圭太氏が教えてくれるなんて、これは事件です!」
本書は2012年刊行された同名書籍の新装版です。
【目次】
まず記憶する
身体を立体でとらえる
ムーヴマン
記憶と想像で描く(マンガやアニメの作画の基本)
印象で描く(実在モデルをデフォルメしたキャラ造型)
妄想ギャラリー
想像で描く(実在の事物からまったく別のイマジネーションを引き出す)
【著者略歴】
1956年 東京生まれ。
アニメーション作家。
1980年代から自主制作による短編アニメーション映画を発表。
MTVステーションIDとして監督した「パパが飛んだ朝」(1997)は全世界で大きな話題を呼んだ。
アヌシーやオタワなどの国際アニメーション映画祭をはじめ、さまざまな国内外の映像祭で受賞、世界各地で個人特集上映が開催される。
DIR EN GREYのMVとして『AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS』(2006)や『輪郭』(2012)等を監督。
初の長編アニメーション映画『緑子/MIDORI-KO』(2010)は、国内の劇場を皮切りに世界各国で上映された。
2014年からは鉛筆画による「動く素描」を開始、即興によるライブ・ドローイングの上演活動も行う。
武蔵野美術大学と金沢美術工芸大学で教員も勤めている。