家政学・生活科学
【内容紹介】
よく「直火焼きなら炭火に勝るものなし」といわれる。
炭火は放射熱の強い熱源で遠赤外線効果があり、食材の表面に焦げ色をつけて香ばしくし、内部はじんわりとほどよく焼いてうまみを増すからである。
本書ではステーキや焼き鳥、焼き肉、サンマ、イワシ、川魚、キノコ、おにぎりなど炭火を生かした人気メニューを50ほど厳選して紹介。
炭火焼きの醍醐味を堪能するため、イラストレーターの楢喜八による興趣満点のイラスト入りで調理法はもちろん、時間、場所、場合のTPOに応じて火おこしから火加減、火もちなど炭火の操作までを手ほどきする。
1995年刊『[遊び尽くし]炭火クッキング道楽』を改題、一部改訂して復刊。
【目次】
炭火クッキングのすすめ まえがきに代えて
1 肉の競演 歓喜の舌鼓を打つ
ステーキ/焼き鳥/焼き肉/シシケバブなど
2 魚介の変幻 五感の充足を覚える
サンマ/イワシ/イカ/川魚/カキ/カニ/エビなど
3 ?菜の野趣 豊穣の至福を味わう
キノコ/タケノコ/焼きおにぎり/田楽/ナスなど
4 炭火の予習 炭火を臨機応変に扱う
ほか
【著者略歴】
炭やきを自然産業としてとらえ、エコロジー&リサイクル型社会実現に寄与することを目的として設立。
研究者、専門家、実践家の方々の指導や助言を得ながら炭やきの発祥、変遷、技術、分布、文化、さらに炭・木酢液・竹酢液・灰の在来的利用法、新用途などを研究。
炭やき、炭・木竹酢液・灰に関する実態調査などに取り組む。
また、暮らしに役立つ新資源として調理はもとより、水質浄化、調湿、土壌改良など炭の今日的利用法などについても発信している。
編著に『エコロジー炭暮らし術』(創森社)。