演劇
【内容紹介】
特集では、7月で退団する月組トップスター月城かなとと海乃美月に感謝と惜別を贈る。
月城は確かな存在感を醸し出す端麗な容姿、前に出るだけでなく引き算もできる高い演技力、安定感がある歌唱力でファンを魅了した。
海乃は歌・ダンス・芝居のバランスがよく、なかでも美しいダンスに定評があり、たおやかで気品がある娘役を体現した。
月組の可能性を更新しつづけたトップコンビの魅力を描き出す。
小特集では花組の新トップコンビである永久輝せあと星空美咲に「おめでとう」を贈り、2人のこれまでの出演作からわかる魅力の数々、また今後への期待をつづる。
各組公演評や新人公演評、舞台写真も豊富なOG公演評、OGインタビューと、宝塚の美麗な世界を凝縮してお届けする。
【著者略歴】
映画・演劇評論家、元スポーツニッポン新聞社特別委員、元甲南女子大学非常勤講師。
毎日文化センター宝塚講座担当。
著書に『宝塚歌劇支局1』『宝塚歌劇支局2』『宝塚伝説2001』(いずれも青弓社)ほか。
宝塚歌劇コラム(「神戸新聞」朝刊、隔月第四木曜日)を連載中。
ブログ「薮下哲司の宝塚歌劇支局プラス」(http://ameblo.jp/takarazukakagekishikyoku/)。