児童書
【内容紹介】
小学校六年生のゆかりは、病気で学校に来られない優ちゃんのために、月に一、二回、「学校だより」「給食だより」「献立表」を届けています。
二人は仲よしで、給食についてあれこれ語り合うのが楽しみでした。
そして……。
給食が子どもたちに届けられるためには、多くの人たちの努力や工夫がともなうことや、食にまつわるさまざまなことが学べる物語です。
また。
今年災害を受けた能登地方の文化や食について知ることもできます。
【著者略歴】
1940年東京生まれ。
東京理科大学理学部卒。
読売新聞社勤務の後、東京理科大学知財専門職大学院教授を経て、21世紀構想研究会理事長、JST中国総合研究交流センター上席フェロー、全国学校給食甲子園大会実行副委員長。
著書に『大村智ものがたり』『ノーベル賞の100年』『帰ってこいよ東京っ子サケ』『「スイカ」の原理を創った男』など。