教育
【内容紹介】
大学の教育プログラムの評価と改善ついて、IR機能のあり方を問い安定的かつ効果的に継続する方法を探る研究成果の論集。
【目次】
序章 本書の目的と課題
第I部 全国調査およびヒアリング調査からの示唆
第1章 学部における教学データのマネジメントと活用に関する実証的検討
その現状と課題 岡田有司
第2章 教育プログラムの評価および改善への視点とティップスの枠組み 鳥居朋子
第II部 評価と改善の好循環を創り出すためのティップス:5つの指針にそくして
第3章 指針1 組織体制・IR機能の整備 大山牧子
第4章 指針2 評価目的、方法、指標、基準の設定 串本 剛
第5章 指針3 データの収集方法および収集 村上正行
第6章 指針4 データの分析・評価 山田剛史
第7章 指針5 評価結果の活用と改善 林 透
第8章 「教育プログラムの評価と改善の好循環ティップス(Ver.1.0)
コラム:特色ある取り組みの事例
【英国】(1)英国から学ぶ高等教育の内部質保証フレーム
英国の大学調査から見えてきた日本への示唆ー
(リーズ大学、ウォーリック大学、コベントリー大学)林 透
【日本】?学習成果の可視化と質保証の協力ツールとしてのシステム内製化
(芝浦工業大学) 高橋哲也
?芸術大学での学習成果把握ー専門技能とDPとの葛藤ー(沖縄県立芸術大学)高橋哲也
(4)宗教系大学のアクティヴラーニングと教育評価とは(大正大学) 大山牧子
第III部 今後の課題と展望
終章 ティップスの実践的活用への展望と残された課題 鳥居朋子(目次より)
【著者略歴】
立命館大学教育開発推進機構教授。
博士(教育学、名古屋大学、2006年)。