法律
【内容紹介】
元知財担当者だった理系出身の弁護士・弁理士による、知財業務を標準化した解説で知財実務のセオリー(10年や20年では変わらない知財における基本中の基本)が身につき、実践に役立つ知財実務の基本書。改正特許法、経済安全保障推進法に対応した待望の改訂版!
〇元知財担当者で理系出身という経歴の執筆者が、多角的視点から特許実務の基本を伝授。
・知財戦略の立案、発明発掘、先行技術調査、侵害紛争の対応まで知財業務を標準化し、 知財担当者や研究開発担当者が知財実務のセオリーを学べる一冊。
・改訂版では、改正特許法、経済安全保障推進法に対応!
・新たに特許出願非公開制度、知財戦略の応用編に関する章を新設した、実務に使える『セオリー』シリーズの1冊。
〇知財担当者の心構えから個々の知財業務遂行スキルと案件での実践を事例で解説しており、
・経験やOJTの不足している知財担当者でも 知財業務の基本を効率的に習得でき、実践ノウハウが実感と共に身につく。
【目次】
第1部 知財部門担当者の心構え
第 1章 知財部は何をするところか?
1-知財担当者に必要な心構え
2-知財部とはこんなところ
第 2章 グローバル化における、企業知財管理業務の全体像
1-知財管理業務の全体像
2-グローバル化する知財
第 3章 企業力強化のための知的財産戦略
1-特許の基本
2-新製品・新規事業開発を成功させる企業力強化のための知的財産戦略
第 4章 発明者などが求める知財担当者の役割
1-特許出願時の発明者との関係
2-権利行使時の発明者との関係
3-特許事務所の弁理士との関係
第 5章 特許出願非公開制度の概要
1-制度の概要
2-全体像
3-個別の手続等
4-まとめ
第2部 知財業務遂行スキル
第 1章 法的文書の読み方
1-一般論
2-個別論
3-まとめ
第 2章 法的文書の書き方
1-一般論
2-個別論
3-まとめ
第 3章 外国語
1-各国別のポイント
2-まとめ
第 4章 技 術
1-技術理解の必要性は極めて高い
2-技術に拘泥しない
第 5章 特許法の基礎知識
1-はじめに
2-特許法の構造
3-発明とは何か
4-特許要件とは何か
5-出願公開(特許法64 条)
6-審査請求(特許法48 条の3)
7-補正と分割
8-査定
9-その他
第 6章 特許調査
1-はじめに
2-特許調査の実際
3-まとめ
第 7章 クレームチャート
1-クレームチャートの例1
2-クレームチャートの例2
3-クレームチャートの例3
4-クレームチャートの例4
5-クレームチャートの例5
6-クレームチャートの例6
7-まとめ
8-おわりに
第3部 知財案件のセオリー
第 1章 発明発掘と出願
1-発明発掘
2-出願
第 2章 権利行使までを想定した拒絶理由通知への対応
1-中間処理とは
2-中間処理の具体例
3-拒絶査定不服審判と審決取消訴訟
第 3章 特許権侵害の実務/特許権者編
1-実施(侵害)の把握
2-権利行使
3-事件の後処理
第 4章 特許権侵害の実務/実施者編
1-特許権侵害事件の予防
2-特許権侵害事件の対応(警告書)
3-特許権侵害事件の対応(特許権侵害訴訟)
4-無効審判(無効論)
5-事件の後処理(主として訴訟を経た場合)
第 5章 ブランドとデザイン保護のための商標権・意匠権等活用法
1-商標権・意匠権その他の知財法
2-ブランドの保護
3-デザインの重畳的保
第 6章 企業の知的財産戦略の立案と実行(応用編)
1-大企業の知財戦略
2-中小スタートアップの知財戦略
3-結論にかえて
7章 研 修
1-準備
2-実際の研修
3-まとめ