芸術・美術
【内容紹介】
いまでも日用品や小物などのデザインに採り入れられ、私たちの暮らしと深いかかわりのある「日本の文様」。浮世絵、和服(着物)、陶磁器、伝統工芸品などに採用された実例を写真で見せつつ、その意味や由来について解説したビジュアル図鑑です。わかりやすいと評判の「世界でいちばん素敵な教室」シリーズの第43弾になります。
[掲載予定のQ&A(一部)]
●吉祥文って、どんな文様?
●松が単独で使われる例を教えて!
●文様には季節感があるの?
●日本政府の紋章は、何の花?
●唐草文様の「唐草」ってどんな草?
●秋の草花が人気だったのは、どうして?
●鳥の文様は何を象徴しているの?
●十二支の文様はすべてあるの?
●猫の文様もあるの?
●文様になるのは、どんな魚>
●嫌われている虫の文様はほかにもあるの?
●日本古来の信仰は、文様に反映されているの?
●「青海波」の名前の由来は?
●風景や名所も文様になる?
●文字の文様って、どういう文様。。。などなど。
【著者略歴】
東京芸術大学名誉教授/美術史家。多摩美術大学教授を経て、2002年に東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授就任。翻訳を含め、特に内外の写真史においても著書を多数刊行している。1985年のつくば写真美術館’85の企画にも参加。1987年に著書『ジオラマ論』により、サントリー学芸賞を受賞。