日本文学
【内容紹介】
裁判官になった寅子は、弱き人に寄り添い、「はて?」と声を上げ続けてゆく
家庭裁判所で華々しいキャリアを積んだ寅子は、新潟地家裁三条支部へ判事として赴任する。
山林の境界線といった慣れぬ裁判を担当しながら、母娘2人暮らしに優未との距離も縮まってゆく。
新潟地裁に赴任していた星航一と家族ぐるみの付き合いになり、次第に航一の気遣いに心を寄せるようになってゆく……。
【著者略歴】
脚本家。
神奈川県出身、1987年生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科卒。
ドラマ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」で第9回 ANIME TRENDING AWARDS(ATA)最優秀脚色賞を受賞。
主な執筆作に、映画「ヒロイン失格」「センセイ君主」、ドラマ「花のち晴れ?花男 Next Season?」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「ブラックシンデレラ」「君の花になる」「生理のおじさんとその娘」、アニメ「TIGER & BUNNY」「ルパン三世」など多数。
小説作品に『恋せぬふたり』(NHK出版)、『脳漿炸裂ガール』(角川ビーンズ文庫)など、多方面で幅広く活躍中。