日本文学
【内容紹介】
時を経て訳し戻された「ゲンジ」は、こんなにも面白い!!
アーサー・ウェイリーによる英訳で世界文学となった「ウェイリー版・源氏物語」。
本書が現代語に訳し戻されたとき、紫式部の描いた世界が類を見ない「分かりやすさ」と「面白さ」で立ち上がってくる!光る君は「シャイニング・プリンス」、帝は「エンペラー」、御簾は「カーテン」……古典の教養がなくても「読める」現代語訳ならではの魅力を、余すところなく紹介。
【著者略歴】
1956年、千葉県生まれ。
下掛宝生流ワキ方能楽師。
高校教師時代に能と出会う。
ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で入門。
ワキ方の能楽師として国内外を問わず活躍し、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などを行うかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を全国各地で開催。
おもな著書に『能 650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『すごい論語』(ミシマ社)、『学びのきほん 役に立つ古典』『学びのきほん 使える儒教』『別冊NHK100分de名著 集中講義 平家物語』『別冊NHK100分de名著 集中講義 太平記』(NHK出版)、『見えないものを探す旅 旅と能と古典』『魔法のほね』(亜紀書房)、『野の古典』(紀伊国屋書店)など多数。