日本文学
【内容紹介】
愛情と愛欲にあふれる、53編の官能ショートショート!
かっての教え子、はじめての女【ひと】、同級生、部下、上司……人生最高の幸せ気分の断片を切り出す、エム氏(牧村僚)の艶語り!
左側へ移動した節子が肩のあたりに手をやり、またおもむろに揉み始める。
躊躇することなく、大吉は左手を伸ばした。
節子も心得たもので、膝を開いていた。
大吉はまた節子のふとももを撫でまわす。
最初の一年ほどは、これで終わりだった。
だが、大吉は自分の勝手さに気づいた。
節子のふとももの肌ざわりはすばらしく、大吉はさわるだけで満足なのだが、これでは節子がまったく面白くないはずだった。
(「奥様に叱られます」より)
人物の個性、展開の妙、現実と妄想の境界、極まるシーン原稿用紙6枚の大宇宙!!
【目次】
・あの日
・約束
・復縁
・告白
・ドクターED
・催淫剤ってわけじゃない
・こんなに硬くして
・もう商品じゃないわ
・手が火傷しちゃいそう
・まあ、もうこんなに
・あなた、お願い、指を
・私、いっちゃう
・まるで鉄の棒みたい
・ほら、濡れてるでしょう
・立たせ屋なんかじゃない
・友情に敬意を表して
・硬いのをちょうだい
・あなたのが、入ってるのね
・ずっと好きだったの
・奥様に叱られます
・私、魅力的?
・好きよ、柔らかいのも
・ねえ、、その気にならないの?
・たまらなくなっちゃう
・駄目、いっちゃう
・ふふっ、しょうがない人
・甘えてちょうだい
・まだ女に見える?
・私が上でいい?
・いいわよ、来て
・さあ、吸い込むわよ
・ああ、どんどん大きくなる
・すぐにでもいっちゃいそう
・フェラチオ、教えて
・ふふっ、やっぱり若さね
・ほら、もうこんなに
・私も寂しかったの
・私、あなたが好き
・抱いて、前と同じように
・絶対に一人にしないで
・おかしくなっちゃう
・早く試したいの
・いまでも先生が好き
・いいわよ、付き合っても
・とにかく楽しみましょう
・反応してきたみたいね
・白いのをいっぱい出して
・ちゃんと硬くなってる
・あの日に戻らせてくれる?
・こすってみせて
・もうおつゆがあふれてきてる
・硬いわ、あなた
・抱いて、一度でいいから
・私にも、して
・ヤキモチが効いたのね
・あとがき