国内ミステリー
【内容紹介】
東京で派遣社員をしていた流川理子は、タイのバンコクにある日本企業のコールセンターで働くため、バンコクで暮らす事になった。
理子はバンコクのコールセンターで出会った、年齢や性別の違う同期の仲間達と仲良くなり、楽しい毎日を送っていたが、ある日、コールセンターの社員が何者かに殺される事件が起きる。
理子は日本に帰国するかどうか迷うが、バンコクで働くため日本での仕事は辞めていて、日本で住んでいた賃貸アパートも解約していて、恋人とも別れていたため、バンコクで仕事を続ける事にする。
そして、一刻も早く、バンコクでの平穏な毎日を取り戻すため、同期の仲間達と一緒に犯人捜しを始めるが……。
異国の地で起きる、ミステリー。
【目次】
プロローグ 始まりの朝
第一章 バンコクのコールセンター
第二章 一人目の殺人
第三章 二人目の殺人
第四章 過去の事件
第五章 真犯人
エピローグ バンコクの空の花火
【著者略歴】
映画の脚本コンクールに入賞後、映画、ドラマの企画制作の仕事を続ける。
その後、東京の小説教室で三年間学ぶ。
本書「コールセンターの殺人」でミステリー作家デビュー。