日本文学
【内容紹介】
なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、なぜ愛するのか、なぜ自分は自分なのか…。
生きづらさ当事者として心の病気や死にたい気持ちをそのまま肯定し発信するカウンセラー作家 咲セリが贈る、4つの問いを紡ぐフィクション短編集。
あなたはあなたのままでいい。
ふがいない自分をただ肯定する、本を読むのが苦手な人にも届く、優しい絵の入ったシンプルな一冊。
【目次】
いのちのほとり ?なぜ生きるのか?
あわいのほとり ?なぜ死ぬのか?
さようならのほとり ?なぜ愛するのか?
えいえんのほとり ?なぜ自分は自分なのか?
今、生きてくれてありがとう(協力者紹介ページ)
あとがき
【著者略歴】
1979年大阪生まれ。
家庭でうまく愛情を受け取れない「愛着障害」として成長し、希死念慮や摂食障害、依存症に苛まれる。
数々の精神疾患名(強迫性障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、不安障がい、てんかん)がつき自殺未遂を繰り返していたところ、猫エイズと猫白血病を患う猫「あい」と出会い、「命は何もできなくても、生きているだけで愛おしい」と知る。
その後は精神科医との共著を出すほか、全国での講演活動やカウンセラーとしての活動等、生きづらさ当事者だから寄り添える方法を模索している。
主な著書に「死にたいままで生きています。(ポプラ社)」、「絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服(ポプラ社)」、「死にたいの根っこには自己否定感がありました(ミネルヴァ書房)」、「生きたい彼 死にたい私 響き合うふたつの命(さくら舎)」など多数。