日本文学
角川文庫
【内容紹介】
日暮里高校体育祭の騒動が落着した初夏のある朝、いつも通り登校しようする瑠那にひとりの婦人が一通の封筒を差し出した。その中身は意外なもので……。一難去ってまた一難。瑠那にまたしても危機が迫る! 謎の組織EL累次体との激戦の火ぶたが切って落とされる!!
【著者略歴】
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。