【内容紹介】
“日本人による日本人のための”海外合唱作品シリーズ。
現地で学んだ合唱指導者による監修で、作品解説と発音ガイドを掲載。
日本の合唱人にも海外の合唱作品に気軽に取り組んでほしいという楽譜企画。
2024年に生誕150年を迎えたアルノルト・シェーンベルク、彼が33歳で初めて取り組んだ合唱作品、「Friede auf Erden(地上の平和)op.13」は現代でも世界中で歌われ続けている傑作である。
複雑な響きが幾度となく使われるものの、シェーンベルク「最後の調性作品」として作曲史の上でも重要な作品である。
初演は、フィルハーモニー合唱団の演奏、フランツ・シュレーカーの指揮で、1911年12月19日(ウィーン楽友協会 大ホール)に行われた。
ウィーン国立音楽大学指揮科ほかで学び、アーノルド・シェーンベルク合唱団にも所属した谷郁の監修。
監修者によるドイツ語の発音ガイド、レイアウトを考え抜いた新浄書他、作品解説に浅井佑太、詩の邦訳に梅津教孝が参加。
人類の平和を祈ったマイヤーの言葉が、「地上の平和」というユートピアを願い歌われ続ける。
動乱の続く世界、この時代にこそ歌い祈りたい作品である。
【著者略歴】
1987年生まれ。
国立音楽大学声楽科卒業、声楽コース及び合唱指導者コース修了。
在学時より声楽家、アンサンブルシンガーとして積極的に演奏活動を行う一方で、合唱指揮者としての活動を開始し、オペラ「オルフェオ」公演、児童合唱、大学内演奏会等の指揮者を務めた。
卒業後、2011年より合唱指揮を学ぶために渡欧。
ウィーン国立音楽大学指揮科(合唱指揮及びオーケストラ指揮専攻)を経て2017年にグラーツ国立音楽大学大学院合唱指揮科を修了。
在学中はウィーンを中心に、Arnold Schoenberg Chor(アーノルド・シェーンベルク合唱団)、Wiener Singverein(ウィーン楽友協会合唱団)、Vokalensemble St. Stephan(シュテファン寺院ヴォーカルアンサンブル)の合唱団員として、数多くの演奏会に出演し、アーノンクールをはじめとする多くの著名な指揮者及びウィーンフィルやベルリンフィル等のオーケストラと共演を重ねた。
2017年に帰国し、現在は日本で首都圏を中心に、指揮者・合唱指導者として広く活動している。
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<<クラシック>> 無伴奏混声合唱のための シェーンベルク/地上の平和 / 谷郁 / 浅井佑太
買取価格800円
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商品の詳細
JAN | 9784276542181 | 管理番号 | BS85481 | 発売日 | 2024/11/22 |
定価 | 1,980円 | メーカー | 音楽之友社 | 型番 | - |
著 | 谷郁 | 著 | 浅井佑太 | 著 | コンラート・フェルディナント・マイヤー |
作曲 | アルノルト・シェーンベルク | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ スコア・楽譜・音楽書 ≫ クラシック |
備考
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