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<<建築学>> パブリックライフ / 青木純 / 馬場未織
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買取 単行本(実用)
<<建築学>> パブリックライフ / 青木純 / 馬場未織

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商品の詳細

JAN 9784761528904 管理番号 BO4407391 発売日 2024/04/06
定価 2,530円 メーカー 学芸出版社 型番 -
青木純 馬場未織
カテゴリ  ≫ 書籍 ≫ 産業 ≫ 建築学

備考

建築学
【内容紹介】
住人と大家が共同で営む「青豆ハウス」、まち再生の起点となった「南池袋公園」など、無個性の賃貸住宅や閑散とした公園が当たり前だった業界の常識を超え、日常を豊かにする価値や手法を次々に実現。
使い手に愛される場、関わる人の緩やかなつながりを様々なスケールで編む、日本一忙しい大家が手掛けるパブリックデザイン。

【目次】
はじめに 

1章 大家の仕事をひらく-高円寺アパートメント、大家の学校 
1)家と人の関係を変えるために大家業へ飛び込む 
・大家という家業を継ぐ決断 
・人と不動産の複雑で重たい関係 
・金融商品としての住宅取引への疑問 
・暮らしの生々しさとかけ離れた情報の取引 
・家業が陥っていた負のスパイラル 
2)大家業を変革するマインドセット 
・大家は事業家になろう 
・大家は入居者をよく知ろう 
・大家は表現者になろう 
3)高円寺アパートメント:持たない大家業に挑戦する 
・就職するように大家になる 
・持たない大家に必要な発想力と想像力 
4)大家の学校:大家を育てる学校をひらく 
・大家業を学ぶ場がない 
・胸を張って大家を謳う仲間を増やす 
・大家の仕事を描き直す地図を手に入れる 
・大家の学校で教わること 
・大家の価値を最大限引き出す仕事 
5)大家として大切にしている、6つの向き合い方 
・そこにいる 
・愛し続ける 
・決めすぎない 
・気を遣わせない 
・1色に塗りこまない 
・成長を止めない 

【インタビュー】 
・宮田サラさん(高円寺アパートメント女将) 
・漆原秀さん(VMV合同会社 代表社員) 

2章 家をひらく-青豆ハウス 
1)父から受け継いだ練馬の土地 
・父が特別な思いを馳せる土地 
・立ちはだかる業界の前提を突破しよう 
・集まって暮らす豊かさを提案できる賃貸住宅とは 
・この土地が一番喜ぶ活用方法を探る 
2)集まって暮らすことをデザインする 
・物件ではなく、物語をつくる 
・チームでつくるということ 
・内覧会ではなく、お祭りをする 
・僕たちもともに暮らす 
3)無理せず、気負わず、楽しむ暮らしぶり 
・暮らしのちょうどよい湯加減 
4)地域にひらく住まい方 
・青豆ハウスと地域との境界が溶けてなくなる 
・地域とのつながりを実感できる青豆祭 
・主体的に暮らし、関係を育てていく人が集まる地域 
・黒板のメッセージがつなぐ地域との縁 
5)8世帯の住人たちと、8倍濃い人生を送る 
・自立した関係だからこそ生まれる居心地 
・辛いことも支えあって乗り越える 
・大家という仕事の本質 
・みんなの部屋が「まめスク」になる 
・農のある暮らしへ 

【インタビュー】 
佐々木絢さん×青木千春さん×刀田智美さん×葉栗幸恵さん(青豆ハウス住人) 

3章 店をひらく-都電テーブル 
1)洋食屋の倅に生まれて 
・父の洋食屋は行列ができる自慢の店 
・飲食店という「幸せを生み出す現場」に関わっていたい 
2)まちのもうひとつの食卓をつくろう 
・まちの住人たちの“もうひとつの食卓”をつくりたい 
・ちゃんと「まち」しようぜ。

3)生産者と利用者と住人をつなぐ 
・飲食店はメディアになる 
・職住近接で、まちのお母さんに働いてもらう 
・生産者やお客さんとつながり、まちの居心地を温める仲間 
4)新しい飲食業をめざして 
・コロナ禍の勇気と覚悟 
・苦境だからこそ次々生まれるアイデア 
・ファンとともにつくる新しい飲食業の形 
・支え合って生き残る時代のつながりのデザイン 
・地域の人の健康と日常を支える 

【インタビュー】 
馬場祐介さん×安井浩和さん×鈴木深央さん×梶谷智樹さん(都電家守舎/都電テーブルメンバー) 

4章 公園をひらく-南池袋公園 
1)公園の未来を体感してもらう1日からすべてが始まった 
・まちそのものを公園にする 
・公園のオープニングイベントをつくる 
・「できたことを喜ぶ1日」ではなく「未来がの楽しみになる1日」にする 
・「南池袋公園の未来の理想の1日」が生みだされた 
・公園の芝生に入れない 
2)「賑わい」創出とは何なのか? 
・グリーン大通り等における賑わい創出事業への応募 
・公民連携でまちに関わる法人nestを設立 
・出店者集めに奔走したネストマルシェ 
・公園でウェディングをやりたい 
・雨模様の屋外映画上映会 
・「賑わい」創出とは何か? 
3)「まちをリビングにする」という新しい価値の発明 
・「IKEBUKURO LIVING LOOP」を企画する 
4)立ちはだかる壁に穴を開けるプロセス 
・前例主義を逆手にとる 
・キッチンカーが置けるようになるまで 
・ストリートパフォーマンスができるようになるまで 
・ナイトマルシェで気づいた照明計画 
・ストリートファニチャーによる居場所のつくり方 
・場の安全確保と設営・撤収の省力化 
・出店者との向きあい方 
・池袋経済圏のローカル・ミーツ・ローカル 
・リビングループ後のまちの変化 
5)2年目の挑戦 
・季節を変え、3日開催に 
・地元へ協力を呼びかける 
・子どもたちにリビングループを届ける 
6)3年目の試練と手ごたえ 
・台風に見舞われた事業の最終年 
・暴風雨のなかで迫られた開催判断 
・晴天/雨天、両方に備えて乗りきる 
・苦境を乗り越えた先に見えた「本当に欲しい未来」 
・3年目につかんだ手ごたえ 
・このまま終わらせるなんてできない 
7)リビングループが日常になる未来をつくる 
・圧倒的な地域の当事者が手を組む 
・コロナ禍のリビングループオンライン 
・毎月配信のコンテンツ制作でチームビルディング 
・大々的な広告展開と伸び悩む出店応募 
・都の事業に採択され、注目度が高まる 
・コロナ禍を経て深化したリビングループ 
・池袋の人々の基礎体力がついてきた 
・日常感とイベント感の狭間で 
8)日常づくりは非日常づくりより難しい 
・キッチンカーの社会実験から、日常の風景をつくる 
・社会実験でネガティブな要素を洗いだす 
・日常を伝えるためにやめたものとつくったもの 
・3つのファニチャー 
・ストリートファニチャーが生み出すコミュニケーション 
・日常の居心地をつくり続ける 

【インタビュー】 
・渡邉浩司さん(元国土交通省大臣官房技術審議官) 
・馬場正尊さん(OpenA) 

おわりに

【著者略歴】
株式会社まめくらし代表取締役、株式会社nest共同代表、株式会社都電家守舎共同代表。
1975年東京都生まれ。
コミュニティが価値を生む賃貸文化のパイオニア。
「青豆ハウス」(2014年)や「高円寺アパートメント」(2017年)では住人と共に共同住宅を運営、主宰する「大家の学校」(2016年)で愛ある大家を育成する。
生まれ育った豊島区を起点に都電荒川線沿線に飲食店「都電テーブル」(2015年)を展開、「南池袋公園」(2016年)や池袋東口グリーン大通りを舞台にした「IKEBUKURO LIVING LOOP」(2017年)では地元企業と共創して官民連携事業に取り組んでいる。