経済
【内容紹介】
生産性年次報告 2022 は、「イノベーション会議」の活動を中心に、2022 年度に公表した日本生産性本部の生産性に関わる調査・研究や基礎データを取りまとめたものです。
「イノベーション会議」は、第1次中期運動目標に掲げた「日本企業の人材戦略の再構築と中核人材の育成」を具現化するため、2019 年9月に立ち上げました。コアメンバーは、森川正之・一橋大学経済研究所教授/経済産業研究所所長、柳川範之・東京大学大学院経済学研究科教授、茨木秀行・亜細亜大学経済学部教授(2022 年~)です。これまで「日本企業における破壊的イノベーション」や「DX とデジタル人材」をテーマに調査や提言を行ってきました。
2022 年度は、「人材を生かす賃金制度」をテーマとして、賃金制度・人事制度の課題と解決の方向性について検討を進めました。本報告には、企業の人事担当役員へのアンケート調査結果のほか、コアメンバーによる考察、また、企業の人事責任者、エコノミスト、経営コンサルタントによる座談会を掲載しています。
国際的に見て低位にある日本の生産性を高めるには、企業がイノベーションを起こす環境づくりが不可欠であり、なかでも重要なのは人材戦略です。人事制度・賃金制度の模索とあわせて、人材への投資によって付加価値を高めることが必要です。日本生産性本部では、これまでも生産性の現状についての豊富なデータを提供してきましたが、人材投資の指標としてもその重要性が増していると感じています。本年次報告が、産業界をはじめとする各界の皆様のお役に立てれば幸いです。
【目次】
第1部 人材を生かす賃金(イノベーション会議報告)
1.座談会「人材を生かす賃金制度」
2.生産性と賃金の論点
・世界的な物価高騰の中での賃金決定について
・生産性・物価と賃金
・生産性と賃金との関係をどう考えるか
3.「人材を生かす賃金」に関するアンケート調査結果
第2部 生産性に関する調査、研究レポート
1.生産性レポート
・生産性レポート vol.18
「日本企業の労働生産性~財務データを用いた計測と分布に基づく議論~」
・生産性レポート vol.19
「コロナ禍でも労働生産性が上昇した企業は何が違うのか
~企業レベル生産性データベース (JPIC-DB) にもとづく生産性分析~」
2.イノベーション会議 「企業の DX を進めるための人材戦略」
3.レジャー白書2022
4.2022 年度 JCSI 調査年間発表
5.第 10 回「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果
6.第 12 回 働く人の意識調査
第3部 生産性に関する基礎データ
1.「労働生産性の国際比較 2022」
2.「日本の労働生産性の動向 2022」
3.「労働生産性統計(2022 年 12 月実績)」
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商品の詳細
JAN | 9784883726042 | 管理番号 | BO3981616 | 発売日 | 2023/06/30 |
定価 | 2,200円 | メーカー | 日本生産性本部 | 型番 | - |
著 | 日本生産性本部イノベーション会議 | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ 政治・経済・社会 ≫ 経済 |
備考
