日本文学
【内容紹介】
十二年前の無念を晴らす。
アイヌの心を持つ武士、江戸へ!
歳月と大海を隔ててなお拭えぬ、一族の悔恨とは。
北の尋ね人を求めて、市兵衛は海をわたる。
西蝦夷地アイヌの集落に、江戸の武士がいるという。
元船手組同心の瀬田宗右衛門は、その蝦夷の武士が十二年前の刃傷事件で義絶した、長男の徹だと確信する。
この夏、跡を継いだ次男の明が成敗され、瀬田家は改易の危機にある。
二つの事件に過去の因縁を疑う宗右衛門は、唐木市兵衛に徹の捜索を頼む。
だが海路をゆく市兵衛らを、鉄砲を構えるおろしゃの賊が阻む。
【著者略歴】
1948年、高知県生まれ。
早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。
2010年に刊行された『風の市兵衛』(祥伝社文庫)がシリーズ化されるや、圧倒的支持を得る。
18年には連続テレビドラマ化され、そろばん侍が人気沸騰、お茶の間に熱狂的ファンを生んだ。
著書に『春風譜』『母子草』『うつ?』『雇足軽 八州御用』「日暮し同心始末帖」「花川戸町自身番日記」シリーズ他多数。
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<<日本文学>> 蝦夷の侍 風の市兵衛 弐 34 / 辻堂魁
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