日本文学
中公文庫/夫・一俊と共に都営団地に住み始めた永尾千歳、39歳。一俊からは会って4回目でプロポーズされ、なぜ結婚したいと思ったのか、相手の気持ちも、自分の気持ちも、はっきりとしない。二人が住むのは、一俊の祖父・日野勝男が借りている部屋だ。勝男は骨折して入院、千歳に人探しを頼む。いるのかいないのか分からない男を探して、巨大な団地の中を千歳はさまよい歩く。はたして尋ね人は見つかるのか、そして千歳と一俊、二人の距離は縮まるのか……。三千戸もの都営団地を舞台に、四十五年間ここに住む勝男、その娘の圭子、一俊、友人の中村直人・枝里きょうだい、団地内にある喫茶店「カトレア」を営むあゆみ、千歳が団地で知り合った女子中学生・メイ。それぞれの登場人物の記憶と、土地の記憶が交錯する。
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<<日本文学>> 千の扉
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商品の詳細
JAN | 9784122069756 | 管理番号 | 3Z189121 | 発売日 | 2020/10/25 |
定価 | 858円 | メーカー | 中央公論新社 | 型番 | - |
著 | 柴崎友香 | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ 小説 ≫ 日本文学 |
備考
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