クラシックCD

尾高忠明 / グリーグ＆シベリウス北欧音楽

【曲目一覧】
●シベリウス：(1)交響詩「フィンランディア」op.26●グリーグ：(2)「ペール・ギュント」第1組曲op.46(3)「ペール・ギュント」第2組曲op.55●シベリウス：(4)悲しきワルツop.44(5)「レンミンカイネン組曲」～トゥオネラの白鳥op.22-2(6)組曲「カレリア」op.11　※〈SA-CDハイブリッド仕様〉

【ジャンル】
管弦楽曲

【演奏者一覧】
尾高忠明指揮　札幌交響楽団

【収録情報】
ライヴ録音/2009年3月/札幌コンサートホールKitara

【レーベル】
フォンテック

【枚数】
1　枚

【CD試聴記コメント】
札響が奏でる北欧の響きはどこかさらりと端正。民族への矜持がかぶさる物語世界の重みが、ともすると滅入りを喚ぶシベリウスも、粘度を抑えて音楽の形が、ス、と浮かび上がる。尾高→イギリス→北欧という“えにし”のゆえか。グリーグの淡彩な抒情もいい。

【CD新譜コメント】
尾高と札響による、英国音楽に続く重要なレパートリーとなった北欧音楽集。札響は指揮者を替えてのシベリウス・アーベントなどを行なっているが、その嚆矢となるコンサートのライヴ録音。注目の一枚だ。