
第172回芥川賞 受賞作品(2024年)
第172回芥川賞 候補作品(2024年)
第171回芥川賞 受賞作品(2024年)
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サンショウウオの四十九日
著者:朝比奈秋同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生を描く、芥川賞候補作。周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか--三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。第171回受賞購入はこちら
バリ山行
著者:松永K三蔵古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る気楽な活動をしていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿に、危険で難易度の高い登山「バリ山行」に連れて行ってもらうと……。「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げているだけじゃないですか!」死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き--。第169・170回芥川賞 受賞作品(2023年)
第167・168回芥川賞 受賞作品(2022年)
第168回受賞
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この世の喜びよ
著者:井戸川射子思い出すことは、世界に出会い直すこと。最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス!2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。 幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。 ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。 二人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。あなたは頷いた。こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。(本書より)第165・166回芥川賞 受賞作品(2021年)
第163・164回芥川賞 受賞作品(2020年)
第164回受賞
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推し、燃ゆ
著者: 宇佐見りん 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し??。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作。第161・162回芥川賞 受賞作品(2019年)
第159・160回芥川賞 受賞作品(2018年)
第160回受賞
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ニムロッド
著者: 上田岳弘 仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。……やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。「すべては取り換え可能であった」という答えを残して。第158・157回芥川賞 受賞作品(2017年)
第156・155回芥川賞 受賞作品(2016年)
第154・153回芥川賞 受賞作品(2015年)
第154回受賞
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異類婚姻譚
著者: 本谷有希子 「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和─。軽妙なユーモアと毒を込めて描く待望の最新作。第152・151回芥川賞 受賞作品(2014年)
第150・149回芥川賞 受賞作品(2013年)
第148・147回芥川賞 受賞作品(2012年)
第146・145回芥川賞 受賞作品(2011年)
第144・143回芥川賞 受賞作品(2010年)
第144回受賞
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苦役列車
著者: 西村賢太 友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている北町貫多、19歳。将来への希望もなく、厄介な自意識を抱えて生きる日々を、苦役の従事と見立てた貫多の明日は――。第142・141回芥川賞 受賞作品(2009年)
第140・139回芥川賞 受賞作品(2008年)
第138・137回芥川賞 受賞作品(2007年)
第136・135回芥川賞 受賞作品(2006年)
第134・133回芥川賞 受賞作品(2005年)
第132・131回芥川賞 受賞作品(2004年)
第130・129回芥川賞 受賞作品(2003年)
第130回受賞
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蹴りたい背中
著者: 綿矢りさ 長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。クラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。臆病ゆえに孤独な2人の関係のゆくえは……。第128・127回芥川賞 受賞作品(2002年)
第126・125回芥川賞 受賞作品(2001年)
第124・123回芥川賞 受賞作品(2000年)
第124回受賞
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熊の敷石
著者: 堀江敏幸 「なんとなく」という感覚に支えられた違和と理解。そんな人とのつながりはあるのだろうか。フランス滞在中、旧友ヤンを訪ねた私が出会ったのは、友につらなるユダヤ人の歴史と経験、そして家主の女性と目の見えない幼い息子だった。人生の真実を静かに照らしだす作品集。 第124回受賞
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