Logo Blog
Store Blog

マイルス・デイヴィス「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」レコード&CD聴き比べ

マイルス・デイヴィス「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」レコード&CD聴き比べ

聴き比べると何かが違う!?
レコードとCDを聴き比べることで音楽はより楽しくなる!
第2回目はジャズの帝王マイルス・デイヴィスの名盤のひとつ「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」です。

マイルス・デイヴィス / ラウンド・アバウト・ミッドナイト



1956年、マイルスはコロムビア・レコードへ移籍していましたが、
プレスティッジ・レコードに契約が残っていたため2回のセッションでレコード4枚分のレコーディングを行いました。
後にこのセッションは「マラソン・セッション」と言われるようになります。
それと同時期にレコーディングしていたのが「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」で、
タイトル曲はセロニアス・モンク作曲のジャズ定番曲です。

さて、アナログ盤とリマスター盤CDを聴き比べてみますと、
なんとCDがけっこう頑張っていてアナログ盤に近い音を聴かせてくれます!
レコードは日本盤ですのでUS盤だとまた違ってくるのでしょうか?
これは検証してみたいのでUS盤もいつか手に入れたいと思います。

この作品はもう一つ楽しみ方がありまして、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」には
「モノラル盤」と「ステレオ盤」があります。



でも、レコーディングはモノラル録音です。
…じゃあステレオ盤はなんだ!?となりますが、これは音の高域と低域を左右にずらしたり
エコーをかけたりなど加工してステレオ的な音にした疑似ステレオです。
ステレオ盤レコードが生産されるようになったのは1957年からで、
疑似ステレオのレコードはステレオ盤が主流となり始めた1960年代中期からしばらく作られていたようです。
この無理矢理と言ってよいのかステレオ化したステレオ盤ですが聴いてみるとそんなに悪くなく、
最小限の加工なので自然な音の広がりが楽しめるかと思います。
CDの方でもモノラル・ステレオがありますので気を付けて購入して下さい。

そろそろマイルスのクールな音が似合う季節になってきましたので今年も聴きまくると思います。
まだ持ってない他の作品も入手していきたいですね。
それでは皆さんもぜひ聴き比べてみて下さい!

マイルス・デイヴィス 関連商品一覧
 

↓↓↓こちらもチェック!大好評!超激安レコード福袋↓↓↓

最近の投稿

アーカイブ