マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | 絶対になめてはいけない『熱血硬派くにおくん』

ゲーム | 2016/12/08 | マイナーレゲー・洋楽好きS氏レトロゲーム

ちょっとだけマイナーでちょっとだけレトロなゲームが好きな駿河屋通販部Sでございます。

ニンテンドー3DSからファミコンの『くにおくん』シリーズ全11作をまとめたソフト
『くにおくん熱血コンプリートファミコン編』が発売されました！
ファミコン世代なら収録タイトルのいくつかはプレイして熱くなったはずです。
友人が集まれば『ドッジボール』か『大運動会』で対戦することが多かったですね。

『くにおくん』シリーズは現在はアークシステムワークスが新作や移植作を発売していますが、
元々はテクノスジャパンが発売していました。（惜しくも1996年に倒産）
テクノスジャパンは1980年代に『くにおくん』の他に『ダブルドラゴン』の人気もありまして、
カプコンの『ファイナルファイト』『ストリートファイターII』が出るまでは一歩リードしてたかと思います。

『くにおくん』の名が広まったのは親しみやすい２頭身キャラになった
『熱血高校ドッジボール部』や『ダウンタウン熱血物語』あたりからでしょう。
その辺もよくプレイしましたが、私はベルトスクロールアクションが好きなので
『熱血硬派くにおくん』が一番大好きです。
家からけっこう離れたスーパーマーケットに置かれていたアーケード版をプレイしたのが初ですが、
ゲーム機の入れ替えがけっこう激しかったので１回しかプレイできませんでした。
その後ファミコンに移植されてるのを知り、買って何回もプレイしました。
今回は『くにおくん』シリーズの原点である『熱血硬派くにおくん』について紹介してみようと思います。

『熱血硬派くにおくん』登場以前の格闘アクションゲームは基本『パンチ』『キック』『ジャンプ』です。
コナミのアーケード版『イーアルカンフー』はレバーとボタンでいろんな技をだせましたが
それでも基本『パンチ』『キック』『ジャンプ』でした。
『熱血硬派くにおくん』では今では当たり前の投げ技、掴み技、馬乗り、ダッシュ、コンボなど
多彩なアクションを見せ、同シリーズや『ダブルドラゴン』シリーズに受け継がれただけでなく、
その後の様々な格闘ゲームに多大な影響を与えました。

ファミコン版『熱血硬派くにおくん』はアーケード版の約１年後の1987年に発売されました。
アーケード版は３ボタンでその内の1つはジャンプボタンでしたが、
ファミコンは２ボタンだったのでそこで生み出されたと思われるのが2ボタン同時押しです。
ファミコン版には追加要素があり、とくにバイクチェイスのステージはとても有名です。

このステージはかなりお気に入りで、これでもうひとつゲーム作って欲しかったぐらいです。
ステージが進むにつれ強敵が現れ始め、特に巨漢スケ番『みすず』が強敵で
必殺の往復ビンタはかなりライフを削られるから難関のひとつです。
さらに最終ステージのボス『さぶ』の拳銃は１発アウトだから恐ろしい…！
攻略法はありますが、男ならハメ技を使わずに堂々と闘え！