マイナーゲーム機好きSのレゲー話 | PCエンジンで楽しむ秋の怖いゲーム

ちょっとだけマイナーでちょっとだけレトロなゲームが好きな駿河屋通販部Sでございます。
ホラー系ADG(アドベンチャーゲーム)を楽しむなら夏より秋だと思います。
秋は早い時間から暗くなるので16時頃から部屋の電気消してプレイすると、
いつの間にか暗くなった部屋の雰囲気がとてもいい感じです。
ゲームを長くプレイするに程よい寒さですし、
何か出るとこは寒気がするとよく言われてますから完璧でしょう。
家庭用ゲーム機でホラーを楽しむと言ったら
昔はスーパーファミコンの「弟切草」「かまいたちの夜」等のサウンドノベルが有名でしたが、
私にはPCエンジンのCD-ROMを活かしたホラー系ADGのほうがすごく印象に残っていますので、
今回は本当にあった怖いPCエンジンのソフトをご紹介してみようと思います!
★サイキック・ディテクティヴ・シリーズ
Vol.3 AYA(1992年)
Vol.4 オルゴール(1993年)
富士通が発売してたパソコン「FM TOWNS」で人気だったデータウエストのADG。
全7作のうち2作『AYA』と『オルゴール』がPCエンジンに移植されました。
「人間が一番怖い」「後味悪い」といった内容が好きな人におすすめのADGです。
主人公の降矢木和哉は人の心に潜入できるサイキック・アナリストという探偵で、
奇妙な依頼や出来事から事件へと巻き込まれて行きます。
『AYA』『オルゴール』はスプラッター要素のある作品で、
グロシーンひとつひとつがなかなか衝撃的でかなり印象に残ります。
特に『Orgel』での死体の雑な扱いはなかなか面白いシーンとなっています。
PCエンジンは規制が緩かったのでこういった表現のあるゲームの移植が出来ました。
降矢木の元恋人である『彩』は。降矢木が彼女の心に潜入中、
誤って死なせてしまったということで幻影となって現れるだけですが、
パソコン版で発売されたシリーズ最終作『SOLITUDE 上・下巻』で衝撃の真実を知ることになります。
このシリーズは日本を感じさせない洋風で薄暗い世界観や、
斉藤康仁氏によるBGMも素晴らしかったです。
できれば全シリーズを移植して欲しかったですね。
気になった方はFM TOWNS版、Windows版を手に入れましょう。
★百物語~ほんとにあった怖い話~(1995年)
稲川淳二ファンはちょっと必見!末期だったPCエンジンから登場したサウンドノベルです。
実話を元にした小説「ほんとにあった怖い話」を元に、
百話(実際は百話も無い)収録したサウンドノベル「百物語」です。
発売日の同じ日にスーパーファミコンからも「学校であった怖い話」が発売されており、
そちらはよく学校で話題に上がりましたが「百物語」はPCエンジンが末期状態だったので話題にならず、
しばらくしてお手頃な価格になってしまいました。
CD-ROMの容量を活かした実写や、BGMやSEはCDによる生音源だったので、
スーパーファミコンから次々と発売されてたサウンドノベルに劣らない魅力を持っていました。
話は実話を元にしてるためかちょっとストレート過ぎますが、
雰囲気のある画像やBGMで盛り上げてくれます。
不気味なBGMや声はヘッドホンで聴くとより生々しくなるのでオススメします。
スペシャルストーリーとして稲川淳二氏本人が語るシナリオも収録されており、
文字でなくCD音源による淳二節が楽しめます。
有名な「生首とハト」と「ふたつの死体」は凄く好きでした。
十八番の「生き人形」が無いのは残念でしたが、セガサターンで発売された
続編の『古伝降霊術 百物語〜ほんとにあった怖い話〜』で102話目に聴くことができます。
欠点としてサウンドノベルによくある選択枝が無いため、
ストーリーの変化が無く繰り返しプレイする楽しみが無いのと、
怖くないイベント「学校の七不思議」「心霊現象マップ」などの余分なとこが評価に響いているかと思います。
それでも百物語ということで100本分の蝋燭を消すに中々のボリュームがあるので楽しめます。
101話目が始まったら、もしかしたら何か起こるかも!?
いかがでしたか? 喜んでいただけましたか?
ということで秋の今、ホラー系ADVをプレイすれば夏と違った怖さを楽しむことが出来るかと思います。
そこには“あなたの知らない世界”が待っているかもしれません。
心臓の弱い方はとりあえず・・・
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