絵画
【内容紹介】
骨や骨格をカジュアルに勉強してもらいたいと考えて、執筆した本書は「骨の基本」を扱っているので、学びはじめにぴったりの内容です。
骨のカタチ、ボリュームを感覚で覚えると、立体感と表情のある自然なポーズ、バランスのよい人体が描けるようになります。
骨・骨格の「構成要素と基本構造」の説明の後に、「体表と骨格」でランドマークと骨の関係を見て、「ドリル」へ続く構成になっています。
■「骨の基本」を知る
部位ごとの骨からはじめます。
一通り説明したら、全身の骨格や、人体のバランスの捉え方に進みます。
■「ランドマーク」を見て取る
「知らないものは、見えていても見えない」ものです。
見えるようになってくると、描いたり、つくったりが格段に楽になります。
たくさんの写真からランドマークの見方を覚えていきましょう。
■実際に「描く」
手を動かして練習することで、知識が定着します。
「ドリル」では同じ写真を部分で見ることからはじめ、範囲を広げていきます。
繰り返すことで人体に対する”感覚”を育て、体表から骨を見つける目を養っていきましょう。
【著者略歴】
加藤 公太(@伊豆の美術解剖学者)
解剖学と美術解剖学の教員。
博士(美術、医学)。
文化服装学院服装科卒業、東京藝術大学デザイン科卒業、同大学大学院美術解剖学研究室修了。
著作:『美術解剖学の基本マニュアル』(玄光社)、『ポーズの美術解剖学』(SBクリエイティブ)ほか多数
関わった書籍:『ゴットフリード・バメスの美術解剖学コンプリート・ガイド』『エレンベルガーの美術解剖学』『ドーロの美術解剖学講義録』など
Twitter、 Instagram:@katoanatomy