その他諸国エッセイ・随筆
【内容紹介】
文学の優位性を否定し、断片のエクリチュールにより文学の閾を超え、諸芸術の対等性へ。
ビュトール流「旅学(イテロロジー)」は、言語からイメージへ、イメージから言語へと自由に行き来しながら創作?批評を展開する。
「絵画のなかの言葉」を皮切りに、絵画の文学性、文学の絵画性を交錯させる、絢爛たる論理の一大円舞。
地域、言語、芸術の境界を攪乱し、
自らの歴史的厚みを開示するヒエログリフ
のような批評が繰り広げられる評論集第4弾!
【目次】
旅とエクリチュール
絵画のなかの言葉
ヴィヨンの韻律法
ヒエログリフとサイコロ
フーリエにおける女性的なもの
螺旋をなす七つの大罪
ボードレール小品(オプスクルム・ボードレリアヌム)
短編映画ロートレアモン
実験小説家エミール・ゾラと青い炎
ジルベール・ル・モーヴェの七人の女 もうひとつの七面体
百頭女の語ること
変容
陰険な者たちのパレード
ちょっとした合図
モデルの深淵で
魅惑する女(ひと)
流行(モード)と現代人(モデルヌ)
臣従の誓い
私の顔について
タイプライター礼賛
今日、あれこれと本をめぐって
解題
【著者略歴】
(Michel Butor 1926‐2016)
フランスの小説家、詩人、批評家。
フランス北部モン?ザン?バルールで生まれる。
ヌーヴォー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。
その後の作品で、フェネオン賞、ルノドー賞を受賞し注目を集めた(主人公に二人称代名詞「あなたは」を採用した小説作品として有名)。
空間詩とよばれる作品を次々と発表し始める。
画家とのコラボレーション作品が数多く、書物を利用した表現の可能性を追究し続けた。
文学をはじめ絵画、音楽などを論じた評論集『レペルトワール』(全5巻)。
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<<その他諸国エッセイ・随筆>> レペルトワール Ⅳ / ミシェル・ビュトール / 石橋正孝
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商品の詳細
JAN | 9784864883122 | 管理番号 | BO4904306 | 発売日 | 2024/12/24 |
定価 | 6,930円 | メーカー | 幻戯書房 | 型番 | - |
著 | ミシェル・ビュトール | 著 | 石橋正孝 | ||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ エッセイ・随筆 ≫ その他諸国エッセイ・随筆 |
備考
