その他諸国エッセイ・随筆
【内容紹介】
灰になった練炭をむやみに蹴るな
君は
誰かに一度でも熱い人であったことがあるのか
──「君に聞く」より
韓国を代表する詩人アン・ドヒョン。
本作は著者による4作目の詩集となり、
NETFLIXドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で朗読され話題となった、「練炭一つ」を収録。
日常生活が持つ細やかさ、
その反復性からくるもどかしさ、面倒さ、苦しさなどの情緒を
一度に思い出させてくれる一冊に仕上がっている。
この詩集に載ったほとんどの詩は、
二八六コンピューターで書き、
ドットプリンターでプリントアウトし、
封筒に入れた後に郵便で出版社に送ったものだ。
それは、韓国でインターネットが大衆化する
少し前のことだった
──「邦訳版 あとがき」より
原書が韓国で刊行され、約30年の時を迎えたことから、
著者自身によって当時を振り返ってもらった「邦訳版 あとがき」を特別収録。
広州事件以降、文学より切実な事柄があまりに多かった時代。
詩の力、言葉の力で、心を守り抜こうとした、
いまなお、読み継がれる韓国の代表的詩集が待望の翻訳刊行!
【目次】
自序
I
君に聞く
練炭一つ
半壊した練炭
太陽と月
機関車のために
茅項への道
ニンニク畑のほとりで
母岳山に登りながら
スミレ
土地
II
群山の沖合い
遠くの明かり
国防色のズボンについて
ポン菓子について
冬の夜に詩を書く
私の経済
あの家
服のせい
こんなに遅い懺悔を君は知っているか
この世に遠足に来て
私に送る歌
私をいらだたせるもの
III
木
白樺を探して
鮒
市内バスは行く
新築工事現場にて
葛藤
家について
古い自転車
井戸
ヒメジョオンの花
昔の風景画
洪水
IV
この世に子どもたちがいなかったら
あのトネリコの幼い新芽も
学校へ行く道
その飯屋
群山の友 ── イ?グァンウン先生
恋
新しい道
襲い掛かって来たら── アフリカ民謡を真似て
アメリカに関する研究
ソウルに住む友へ
草刈り
V
冬の葉書
法の通りに
教員労働者になって
マスの刺身を食べながら
妻の夢
ご飯
ミンソクの百日祝いが過ぎて外に抱いて出てみると
ステッカーを貼りながら
私の町のオリオン工場
懐かしい裡里中学校
希望事項
詩人の言葉 私を悲しませる詩
解説 イ?ソンウク ?鍛からの新しい道への風景
翻訳版 あとがき
訳者あとがき
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商品の詳細
JAN | 9784775530382 | 管理番号 | BO4865858 | 発売日 | 2024/08/27 |
定価 | 2,475円 | メーカー | オークラ出版 | 型番 | - |
著 | アン・ドヒョン | 著 | ハン・ソンレ | ||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ エッセイ・随筆 ≫ その他諸国エッセイ・随筆 |
備考
