地理・地誌・紀行
【内容紹介】
地理学は「社会と自然の関係」から〈地球〉を記述し、「社会と空間の関係」から〈世界〉を記述する。
自然と人文に関わるさまざまな地理的事象を捉える際に必要な、地理学の基本概念(位置、空間、場所、地域、移動、自然と社会)について、それぞれどのような考えに基づいて構成され、どのように扱えばよいのか丁寧に解説する。
景観の捉え方、地誌学の方法論も。
近年の情報技術の発展を背景に社会科学の中でいち早くGISを実用化させた地理学が、社会をどのように思考しているかがわかる。
【目次】
第1章 地理学
第1節 地理学とは
第2節 地理学の対象
第3節 地理学の学問分野
第2章 位 置
第1節 位置
第2節 距離
第3節 地理空間データ
第4節 空間分析
第3章 空 間
第1節 絶対空間
第2節 相対空間
第3節 関係空間
第4章 場 所
第1節 場所の概念
第2節 個人的な場所
第3節 文化地理学における場所
第4節 公共的な場所と占拠運動
第5節 場所の形成
第6節 場所の関係性の概念
第7節 没場所性と非‐場所
第5章 地 域
第1節 地域の概念
第2節 地域の種類
第3節 地域に関わる諸問題
第4節 行政地域
第5節 地域化の方法
第6節 地域概念の存在理由
第6章 移 動
第1節 移動とは
第2節 移動空間
第3節 移動の通過量
第4節 移動性
第5節 移動の価値観の変化
第7章 自然と社会の関係
第1節 自然と社会の関係
第2節 社会と自然の関係に関する地理学研究
第3節 自然の再発見
第4節 ポスト自然・ポスト社会の地理学
第8章 景 観
第1節 景観とは
第2節 物質的記録としての景観
第3節 見方としての景観
第4節 住みかとしての景観
第9章 地誌学
第1節 地誌
第2節 地誌学の方法論
第3節 地誌学と地理学の関係
第4節 新地誌学
参考文献
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<<地理・地誌・紀行>> 地理学の思考 / 高阪宏行
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商品の詳細
JAN | 9784772253505 | 管理番号 | BO4402448 | 発売日 | 2024/03/18 |
定価 | 3,300円 | メーカー | 古今書院 | 型番 | - |
著 | 高阪宏行 | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ 歴史・地理 ≫ 地理・地誌・紀行 |
備考
