あんしん買取

売りたい商品を検索し、売却カートへ入れてください

キーワード検索 
JAN/ISBN検索
型番検索 
駿河屋TOP ≫  ≫ 書籍 ≫ 小説 ≫ 日本文学
<<日本文学>> 耳に棲むもの / 小川洋子
イメージを拡大
※画像はサンプルです。

買取 単行本(小説・エッセイ)
<<日本文学>> 耳に棲むもの / 小川洋子

こちらの商品の買取価格は、あんしん買取でのお申込後、
メールにてご案内しております。

商品の詳細

JAN 9784065368329 管理番号 BN207932 発売日 2024/10/10
定価 1,980円 メーカー 講談社 型番 -
小川洋子
カテゴリ  ≫ 書籍 ≫ 小説 ≫ 日本文学

備考

日本文学
耳の中に棲む私の最初の友だちは涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。補聴器のセールスマンだった父の骨壺から出てきた四つの耳の骨(カルテット)。あたたかく、ときに禍々しく、静かに光を放つようにつづられた珠玉の最新作品集。オタワ映画祭VR部門最優秀賞・アヌシー映画祭公式出品世界を席巻したVRアニメから生まれた「もう一つの物語」「骨壺のカルテット」補聴器のセールスマンだった父は、いつも古びたクッキー缶を持ち歩いていた。亡くなった父の骨壺と共に、私は親しかった耳鼻科の院長先生のもとを訪ねる。「耳たぶに触れる」収穫祭の“早泣き競争”に出場した男は、思わず写真に撮りたくなる特別な耳をもっていた。補聴器が納まったトランクに、男は掘り出したダンゴムシの死骸を収める。「今日は小鳥の日」小鳥ブローチのサイズは、実物の三分の一でなければなりません。嘴と爪は本物を用います。残念ながら、もう一つも残っておりませんが。「踊りましょうよ」補聴器のメンテナンスと顧客とのお喋りを終えると、セールスマンさんはこっそり人工池に向かう。そこには“世界で最も釣り合いのとれた耳”をもつ彼女がいた。「選鉱場とラッパ」少年は、輪投げの景品のラッパが欲しかった。「どうか僕のラッパを誰かが持って帰ったりしませんように……」。お祭りの最終日、問題が発生する。