日本文学
考えていることなんて伝わらないし、言葉はあいまいだ。だから私たちは、伝える努力をしなくちゃいけない。瑞々しい感性が光る、恋愛連作短編。 どこにでもいる普通の女の子、冴。冴からの愛を信じられなくなった伸。友人が恋人と別れたことをきっかけに、自分が恋人のことを愛しているかわからなくなった成輝。逆に、恋人との絆を強くした智世。冴のことが嫌いだけど好きで忘れられない真澄 。4組それぞれが抱える恋心を丁寧に描く。〈宮田愛萌さんコメント〉宮田愛萌です。この度『あやふやで、不確かな』を出版させていただくことになりました。私はいつも、他者とのコミュニケーションとは難しいものだと思っています。自分以外の人間と完全にわかりあうことなんて不可能であるのに、わかり合えたらと願ってしまう。そういう矛盾がなんかいいな、と思ってこのお話を書きました。 書き終えた今でも、私は登場人物たちとはわかり合えそうにありませんし、書いている時も喧嘩ばかりでしたが、それでも良い関係が作れたのではないかと思っています。 冴たちの物語を、たくさんの方に受け取っていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。
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<<日本文学>> あやふやで、不確かな / 宮田愛萌
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商品の詳細
JAN | 9784344042599 | 管理番号 | BN173707 | 発売日 | 2024/04/17 |
定価 | 1,760円 | メーカー | 幻冬舎 | 型番 | - |
著 | 宮田愛萌 | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ 小説 ≫ 日本文学 |
備考
