日本文学
角川文庫/古くからの友人も、ノーベル賞作家も、その「岬」に消えた 。以前から美都子が夫婦ぐるみで付き合ってきた、憧れの存在である友人・清花。だが近年、清花夫妻の暮らしぶりが以前とは異なる漂白感を感じさせるようになり、付き合いも拒否されるようになったのち連絡がつかなくなった。清花たちは北海道に転居後、一人娘・愛子に「岬に行く」というメッセージを残して失踪したという。時は流れ約二十年後の二〇二九年、ノーベル文学賞を受賞した日本人作家・一ノ瀬和紀が、その授賞式の前日にストックホルムで失踪してしまった。「もう一つの世界に入る」という書置きを残して消えた彼の足跡を追うと、北海道のある岬に辿りつく。そこでは特別な薬草が栽培され、ある薬が精製されているというが……。岬に引き寄せられる人々の姿を通して人間の欲望の行き着く先を予見した、傑作サスペンス・ミステリ!
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<<日本文学>> 失われた岬 / 篠田節子
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商品の詳細
JAN | 9784041150092 | 管理番号 | 3Z252102 | 発売日 | 2024/10/25 |
定価 | 1,320円 | メーカー | KADOKAWA | 型番 | - |
著 | 篠田節子 | ||||
カテゴリ | 本 ≫ 書籍 ≫ 小説 ≫ 日本文学 |
備考
