主君カルロスが凶刃に倒れ、図らずもフォンターナ貴族領の実権を手中に収めた少年騎士アルス。仇撃ちをと領内の諸貴族らが気色ばむ中、彼がまず行ったのは「一年間喪に服す」という戦放棄の宣言だった。様々な憶測を尻目に、銀行券発行や時計塔製造、暦改定など、領地経営を次々と刷新。だが、大地震の発生や三頭会議の開幕により諸勢力が揺れる中、喪が開けると同時に三貴族同盟の一角・パーシバル家に突然の宣戦布告へ!? 全軍を率いて臨む王殺しの主犯・大貴族との戦の行方--そして次第に明らかになる、アルスの思惑とは? フォンターナ王国建国の第一歩が始まる、建国英雄譚・第6巻!
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