冬の屋上で、震える彼女の手を握ったのは--怜太の問題も一段落し、陽花里とのクリスマスデートを満喫した夏希。冬休み明けの教室で彼を待っていたのは進路の話題だった。一周目と同じ理系に進むべきか、はたまた違う道を行くのか--思案に暮れる中、夏希は一周目では理系を選択した唯乃が本気でピアニストを目指すべく今回は文系を選択するつもりだと知る。その決断に自分が関係していると聞いて内心では動揺する夏希だが、その変化を良いものと捉えて唯乃の夢を応援すると決めた。しかし、ピアノと向き合う彼女の様子はどこか危うげで……!?
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