■ストーリー ごくごく普通に育ったヒロイン・皇瑠奈(すめらぎ るな)。 ある日、道で後ろから声をかけられ振り返ると、突然強い光に包まれそのまま意識を失ってしまった。 目が覚めた場所は、ルーチェと呼ばれる異世界。 そこで始めに出会った双子の番人、エムとエルに導かれ向かったお城・セフィラーに居たのは、“ロアクリスト” と呼ばれる9人の護衛たち。 瑠奈はみんなからこの世界の中心である “アリシス” になってほしいと頼まれる。 瑠奈が生まれた時から身に付けていた光り輝く宝石の欠片。 それがこの世界・ルーチェの中心的存在を示す “アリシスの証” だと言う。 しかし、瑠奈の持っているその欠片が本来の形を保っていないことが判明する。 彼女を間違ってこの世界に呼んでしまったのではないかと話し合いに……。 瑠奈はこの世界のタブーとされる “ノワール(マイナス感情)” を抱えているだけで、その感情が欠片を歪ませているのではないかとの結果が出された。 アリシスになるためには、ノワールは浄化しなければならない。 そこでロアクリストたちは瑠奈に心の教育を行うことになった。 だが、アリシスになるためには、世界に向ける愛と引き換えに、様々な自分の想いを捨てなくてはならなくて……
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籠の中のアリシス[初回版]
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